令和が始まって早くも3年目に入りましたね、
去年はコロナ禍もあり自身の生活を見直された方も多いのではないでしょうか。

この記事で紹介するのは、マキノコ自身の身体の不調から、漢方や養生について学び為になった話です。

為になったな~為になったよ~…(古…)
- ざっくり言うと:女性の身体は7の倍数で変化するらしい
- 合ってそうな人:全女性
- 注意:ちょっと難しいこともでてくるけどきっと後々役に立つから学んでみよう
- 効果:体の不調に悩んでる人は原因を知ることができるかも

では、いってみましょう。
女性の身体は7の倍数で変化する
マキノコ自身二年連続健康診断でひっかかってしまった貧血がきっかけで漢方を購入、飲み始めてから少しづつ効果を実感、漢方や養生について興味を持ち学び始めました。
飲んでいる漢方(婦宝当帰膠)について、詳しく解説した記事があるので良かったらこちらもどうぞ。
学ぶ中で、女性の身体は7の倍数で変化することを知り衝撃を受けました。
(男性については8の倍数で変化し、老化は40歳ごろから始まるとされています。)

皆さん知ってました?
マキノコ初耳すぎて目から鱗でした。
これは中国最古の医学書「黄帝内経(こうていだいけい)」にも記載されていることで、年齢による体の変化についての考え方です。
以下、7年ごとの女性の体の変化を記載しています。
- 7歳歯が生えそろいます
- 14歳初潮を迎えます
- 21歳身長も伸び切って女性としての身体が出来上がり成熟期を迎えます
- 28歳身体機能と性機能がピークを迎えます
- 35歳老化が始まる。女性ホルモンの分泌が低下し始める。経血量が減ってくる。原因不明の疲れやイライラ、不眠などのなんとなく不調が現れます。
- 42歳なんとなく不調や肩こり・腰痛などはっきりとした症状となってあらわれてくる。白髪、顔にシワが目立ちはじめる、生理周期が乱れはじめます。
- 49歳閉経にむけて体力・気力の低下が進みシワやしみなど目立つようになる、体重が増えやすく筋肉や骨が弱くなる
- 56歳骨や腸等の老化がすすむ
- 63歳病気のリスクが高まる老年期
女性の場合、老化と深いかかわりを持つのは、月経と性機能の変化だそうです。
老化の始まりは女性ホルモンの分泌が低下し始める35歳から、
次の節目42歳ではホルモン機能がさらに低下し心身が不安定になるプレ更年期に。
42歳は何となく不調や、肩こり、腰の疲れなどはっきりとした症状となって表れてくるそう。

マキノコ現在数えで41歳…

タイムリーな話だね…
49歳ころからは体力・気力の低下が進み、閉経後の56歳以降は生活習慣病などの病気のリスクが高まっていくそう。
ぴったりこの年齢と当てはまらないこともあるかもしれませんが、
これから健康に生活するための自分の身体の変化の指標として捉えやすいかもしれません。
年齢ごとの身体の変化にあわせた養生をしていくとことで、身体の変化が緩やかになるそうです。
体の変化に自分が対処できることはあるのか
この7年ごとの大きな変化に備えるためにできることは
・
自分の身体を知ること。
普段から養生を取り入れ、気・血・水のバランスを整え自己回復力を高めること
が大事になってくるようです。
歳はだれしもとっていくもの、ただ、この身体の変化を敏感にキャッチし
それに合わせた対処法を知っておけば自分で自分をいたわれる、自分を大事にできるようになりますね。
また、楽しく充実した年齢の重ね方もできるのではないでしょうか。
気・血・水とは?それぞれの役割と異常の状態の解説
ここであまりなじみのない言葉が出てきましたね。

マキノコ既に拒否反応

詳しく解説していくからね💦
漢方では人間の身体は気・血・水によって成り立っていると考えられています。
気・血・水がバランスよく満たされ、体内をスムーズに循環しているのが健康な状態です。
気とは
心身の根源エネルギーのこと(車で例えるなら運転手にあたります)
気力、やる気、元気
血や水を全身にめぐらせる
新陳代謝をサポート
消化・吸収・排泄機能にかかわる
血とは
血液とその働きのこと(車に例えるとエネルギーにあたるガソリンにあたります。)
全身に栄養や潤いを与える
老廃物を回収する
体を温める
精神を安定させる
水とは
体内に必要な水分のこと(車に例えると体をめぐるラジエーターの水にあたります。)
リンパ液、細胞間液、唾液などの体液
体や肌を潤す
体に必要なクールダウンをおこなう
関節の働きをスムーズにする
「気・血・水」は不調の原因を測るものさし
3つの要素が過不足なく体内を循環しているときは健康が保たれますが、どれかが過剰になったり、不足してたり滞ったり、バランスが崩れると、不調や病気の原因になるのです。「気・血・水」を乱す要因は季節や環境の変化、生活習慣、ストレスなど様々にあります。
気の異常
(気が不足している)
- 舌は大きく、縁に歯の痕がついている
- 疲れやすく元気がない
- 肌のたるみが気になる
- 息切れしやすい、疲労感、だるさ
- 食欲不振・胃もたれ
(気のめぐりが滞っている)
- 舌の先端や縁が赤っぽい
- 情緒不安定(不安・イライラ)
- 首や肩がこりやすい
- お腹が張りやすい
- 頭痛・喉が詰まった感じがする
血の異常
(血が不足している)
- 舌は小さめで色が薄い
- 顔色が悪い、貧血気味、めまい、たちくらみ
- 肌や髪が乾燥している、脱毛
- だるさや落ち込みを感じやすい
- 息切れしやすい、疲れ目
(血のめぐりが滞っている)
- 舌は紫っぽく紫色や茶色の斑点がある。舌裏に紫色の静脈が蛇行している
- 慢性の肩こりや頭痛
- 肌色がくすみがちでシミが多い
- 子宮筋腫や子宮内膜症がある
- ひどい生理痛や月経異常
- 便秘
水の異常
(水が不足している)
- 舌は厚みがなく舌苔が少ない、表面に裂けめがある
- 暑がりで汗をかきやすい
- 肌や目が乾燥している
- 喉が渇きやすい、尿量が多い
(水のめぐりが滞っている)
- 舌はぽってりと厚く色が薄い
- 体が冷える、頻尿
- 手足がむくむ
- 胃腸が弱い、下痢しやすい
- めまい、頭痛
当てはまるものがあったでしょうか?
他にも体質をわけたもの「実証・虚証」というものがありますが、こちらについてはまた後日解説していきますね。
一人のひとに当てはまるものは必ずしも一つだけではなく、複数の体質を併せ持つこともあるようです。
他のサイトでも自分の体質などチェックできるチャートがありますのでよかったら参考にされてみてくださいね。
ピークを迎える28歳~34歳までのうちに養生をはじめよう
身体の機能がピークを迎える28歳から老化が始まる35歳の前までに、養生をはじめることが大事だそうです。
また、35歳から42歳までの間、経血量が減ったり、ホルモンバランスが崩れたりするのは「血」が不足することが原因です。
考えたらマキノコは長男出産したのが35歳、長女を38歳に産んでいるので、ちょうど「血」が減り始める時期。

そんな時期に妊娠・出産・育児とおわれ、きづいたら貧血と診断されたのも、理解できました。
養生とは?気血水のバランスを整えるために大事なこと
気・血・水のバランスを整えるために大事になってくるのはふだんからの「養生」とされています。

養生テープの養生?

そっちの方が名前的にメジャーよね…
- 養生とは「身体を休めて保護し、回復しやすいように努めること」をいう
- 季節や体質にあった「養生」を生活に取り入れることで、病気にかかりにくく、かかっても軽く済ませることができる
- 体調には波があって変化するのが当たり前だというのが東洋医学の考え
- 養生を続けることで体調の変化に敏感になり早めの手当てが可能になる

色々な養生や漢方の本を読んで感じたこととしては
養生はそこまで難しいものではないということ
睡眠、食事、運動。この3つを調えるのが養生の基本だそうです。

マキノコ去年漢方飲み始めた以外何も生活習慣変えておりません…

おい…
なので、改善はみられるもののきっと漢方を飲むのをやめたら元の黙阿弥に戻ることでしょう…

今年は自分の生活習慣を見直し、体質改善に本格的に取り組もう!
と一応決意しました笑
一人じゃきっと無理かもなので友達も巻き込みつつ楽しくやっていきたいなと思っています。
身体と向き合うということは、出ている現象と向き合うこともそうですが、
根本を変えない限りはきっといつまでも続くもの。
養生を生活に取り入れることで、私だけでなく主人や子供たち家族の健康も守っていけれるのだと感じました。体質や季節にあわせた養生を学び・同時に生活に取り入れながら
この一年体質改善へ大きく前進していきたいと思います。
少しづつ学んだことや参考になるものなど紹介していきますね☆
- 女性の体は7の倍数ごとに変化する、その時期に起こりやすい不調を覚えておくと対策できやすいかも
- 人間の身体は気・血・水によって成り立っていると考えられていてそのバランスが大事、バランスを崩すことで体の不調につながる
- 気・血・水は体の不調を測るものさしとしてとらえるとよい
- 気・血・水のバランスを整えるために養生を生活に取り入れていくとよい
- 養生はそんなに難しいことではなさそうなので今後も学んでいこう

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